4年連続併殺王のドラゴンズ

セントラルリーグでダブルプレーの多い選手は、2018年、2019年、ビシエドの2年連続、2020年は阿部寿樹、そして2021年は高橋周平。ドラゴンズ勢が4連覇を達成しています。

前半戦の併殺王はビシエド

そして今年もビシエドが13個でランキングトップ。2位がベイスターズの牧秀悟の11個。そして、それに続くのは、またもや我がドラゴンズの阿部寿樹で7個。とにかく、塁上を賑わすのか得意ですが、チャンスを潰すのも得意。ちなみにセントラルリーグで併殺打の最小は大島洋平の1個。かつての鉄人金本知憲は、なんと1002打席も連続で併殺打がありませんでした。

左打者は右打者に比べて、1塁までの距離が短い為、必然的に併殺打が少なくなります。しかし、高橋周平にはそれが当てはまりません。

期待の高橋周平

本人曰く、体の開きを防ぐために、体に前で打球を捌きたくて、それがゴロになってしまうと言う。
素人ながら彼のインコースの打ち方がいつも気になっています。右足をクロス気味に前に出して、センター返しをするような、ミートに徹したバッティングが気に入らない。

そうではなく、インコースのボールは、ライト戦へファウルになってもいいくらいの思いっきり引っ張るバッティングを望みたい。
昔、ジャイアンツにいた高田繁はいつも3塁側に鋭いライナーのファウルを連発していました。通称、高田ファウルと名付けられましたられました。

果して、周平の打席でライト戦へ目の覚めるようなファウルを見たことがあるのでしょうか?打撃が小さくなってしまった周平に私は、全く魅力がありません。

デビュー当時は魅力的だった

まだ彼が、デビューしたばかりの頃、カープのミコライオからライト線へ目の覚めるような2塁打を放った記憶があります。2年目の甲子園でのセンターバックスクリーンへの逆転満塁ホームラン。その後、ナゴヤドームで放った右中間へのホームラン。

あの、「思いっきり」はどこへ行ってしまったのでしょう。

ファンは何故「周平」と呼ぶのか?

周平選手、デビューした頃のあの若者らしい思い切りのいいスイングを思い出して下さい。ドラフト1位で獲得した時、ファンは皆、クリーンアップを打つような強打者を夢見ていたのです。

決して、ドラゴンズファンは高橋選手とは呼ばない、親しみを込めて皆、「周平」と呼ぶのです。

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