和製大砲石垣雅海
2016年、酒田南高校からドラフト3位で入団。最後の予選大会3試合で4本塁打を放ち、高校通算37本塁打。前評判では長打力のある、スワローズの山田哲人のような3拍子揃った選手として期待されました。
待ち焦がれる生え抜き和製大砲
プロ入り2年目の2018年のフレッシュオールスターでバックスクリーンにホームランを放ちMVPに輝き、2019年6月にはファームの月間MVPに選ばれ、このまま順調に育ってスムーズに1軍に定着と思われました。
2019年にジャイアンツ戦でエース菅野智之からレフト線に2塁打を放ちプロ初安打。
2000年9月25日には同じジャイアンツ戦で、エンジェル・サンチェスからプロ入り初ホームランをレフトスタンドに叩き込みました。
しかし、その後伸び悩み、昨年の1軍成績はわずか9試合に終わりました。
今年はもう6年目
昨年同様、楽天の浅村栄斗が主宰する愛媛県、今治球場で行われる自主トレを行い、浅村から、技術的なことから、打席に入る心構え、メンタルなど、全部吸収したいと6年目のシーズンに望みます。
昨年もウエスタンリーグで、序盤に4割の高打率を残しました。本人も「ちょうど、いい感覚をつかみかけたところ」で、ついに打撃開眼かと思いましたが、コンディション不良で戦線離脱。なかなか、上に呼ばれることがありませんでした。
しかし、ファームでは9本塁打を放ち、今、チームに不足している長打が打てるスラッガータイプです。
プロ6年目の今年こそは、ポジションにこだわらず、出場機会を増やして経験を積み、将来はクリーンアップに名を連ねて欲しい逸材です。