星野仙一記念館が閉館

岡山県倉敷市にある「星野仙一記念館」が惜しまれつつ閉館しました。

延原敏朗館長は「閉館は悲しく悔しいが悔いはない」と語り、最終日のこの日、雨降りにもかかわらず約200人の野球ファンが見守る中、13年の歴史に幕を閉じました。

この「星野仙一記念館」の生まれ故郷である倉敷市に2008年3月にオープン。悔しくも、この年、北京オリンピックの代表監督に就任し、そしてメダルを逃し、星野バッシングも置きました。そして今回の新型コロナウィルスも乗り越え、約50万人の入館がありました。

与田監督も退任決定後に、この恩師に報告に訪れました。

星野仙一氏の功績を称える為に、過去在籍したユニフォームの展示、サインボール、沢村賞の賞状、野球殿堂レリーフなどの貴重な1000点にも及ぶ、貴重な資料を展示、保管をしてきました。1000点と言うのは、星野仙一と掛けているのでしょう。

しかし、館長が高齢になり、管理が難しくなってきたことにより、閉館となりました。

しかし、その間に新型コロナウィルスによる休館が4度もありました。少なからず、影響はあったに違いありません。

美しい景観スポット

市内の有数の観光地、美観地区に開館し、周りには、国内最初の私設西洋美術館である大原美術館もあります。なんと言っても、白壁となまこ壁の蔵屋敷が立ち並ぶ、美しい景観が楽しめるスポットとなっています。しかし、このような人通りの良い所ですが、経営は難しかったようです。

こんなエピソードも

館内のスタッフの方が、とても熱心に説明してくれるので、よくよく聞うかがうと、星野仙一さんのお姉さんだったことも、あったそうです。

入場料は500円との事ですが、(ちなみに東京ドーム内にある、野球殿堂博物館は800円)

やはり、1度入って観覧しまえば、2度目は必要ないことや、そもそも、野球に興味のない方々は素通りすることになるでしょう。

このような、個人の記念館は他にも、落合博満野球記念館、松井秀喜ベースボールミュージアム、イチロー記念館などもありますが、とても人が入っているように思えません。

そもそも、記念館は地元にとってシンボルのような存在。営利目的として経営するのはナンセンスです。

北海道の小樽にある「石原裕次郎記念館」も入場者の減少や、建物の老朽化で2017年に閉館し、今は、オンライン記念館として再オープン。新しい試みがスタートしています。

新型コロナウィルスの影響もあり、何処の記念館も経営は苦しくなるばかり。

新しい仕組みが必要

今後は、クラウドファンディングで資金を集めたり、オンラインに移行するなどして、新しい記念館の仕組みを作らなくてはなりません。

尚、星野仙一記念館の1000点にも及ぶ資料は、倉敷市に寄贈されることになっています。

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