育成選手について

濱田達郎、石川翔、竹内竜臣、福島章太、の4人が育成選手として契約する事を発表しました。濱田選手は育成選手として2度目の契約となります。

濱田選手は、高校生BIGスリーと言われた、大谷翔平、藤浪晋太郎と同じ世代。故障に苦しみ、なかなか1軍に定着できません。故障さえなければ、貴重な左腕投手として潜在能力はあるだけに復活して欲しいですね。

石川投手も、両足かかと、肘の故障があり、わずか1試合の登板しかありませんが、誰もが認める素晴らしいストレートを投げる速球派で、エースになれる逸材。

2年目の竹内竜臣は疲労骨折で2年間登板が無く、福島章太も1年目の今年は肩を痛め、こちらも登板がありませんでした。

このように、4人共に故障が理由で育成選手契約となりました。

そもそも、竹内、福島の両選手は獲得に関して故障の疑いは、事前に察知することはできなかったのでしょうか?

一芸に秀てる育成選手が活躍

ソフトバンク、お化けフォークの千賀滉大、甲斐キャノンこと甲斐拓也の活躍によって注目をされた育成選手。そして今年ブレイクしたジャイアンツの松原聖弥も育成出身で、俊足が持ち味。今年は1番に定着し、育成出身では初の2桁本塁打を達成。

このように、何か「一芸に秀でる」選手が活躍しています。

そういえば、ソフトバンクのリチャード砂川も育成出身で一発長打が持ち味です。

ドラゴンズでは記憶に新しい亀沢恭平、そして木下雄介

育成選手は契約期間が3年と決められており、その間に契約をされないと自由契約となります。落合監督がその契約のルールから、亀沢に目をつけ獲得を決めました。そして、ドラゴンズでは、春のオープン戦で結果を残し支配下として契約、開幕から1軍に定着し、活躍しました。

木下雄介も育成出身。苦労の末、2010年に1軍に上がると、ヤクルト戦でプロ初セーブを上げ今後の活躍に期待されました。残念でなりません。(享年27歳)

中村紀洋、チェンも育成出身

そして、忘れてはいけない現打撃コーチ中村紀洋も育成選手として春のキャンプに契約。2軍からのスタートでしたが、這い上がり1軍にレギュラーとなり活躍。日本一に貢献して、日本シリーズでは見事MVPに輝きました。

あのチェン・ウェイン投手も1年限りでしたが、育成選手でした。チェンも大きな故障に苦しみましたが、6年目に大ブレイクし、吉見、チェンのダブルエースで落合ドラゴンズの屋台骨を支えました。

しかし、育成選手で活躍できるのはごくわずか数人でしかありません。

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