トリプルスリーを目指せ京田
5年連続100安打を放ち、規定打席にも到達し、谷沢健一以来の成績を残しましたが、残念ながら年棒6400万、300万円ダウンとなり、契約更改しました。
京田選手は、プロ入り後、大きな怪我もなく、ショートのレギュラーとして5年間チームを支えてきましたが、納得できない様子でサインをした様です。
盗塁数はわずか6個
京田選手は昨年、打撃不振の為、プロ入りして初めて2軍落ちも経験。しかし、東京ドームでみせた2本のホームランを打ったように、しっかり振れば素晴らしい打球を放ちます。現に、ルーキー時代は日本プロ野球史上歴代2位となる、長嶋茂雄の記録に次ぐ年間149安打を放ち、打率.264で見事、新人王になりました。
しかし、打撃成績は年々下がり、昨年打率は.257。そして、盗塁数はわずか6盗塁に終わりました。2020年も8盗塁しか記録していませんが、ルーキー時代には23個の盗塁を記録しています。京田と言えば俊足も持ち味で、内野安打は断トツの個数を記録し、今シーズンは機動力も生かして欲しいですね。
ゴールデングラブ賞を逃すな
守備に関しては、2021年のエラー数は7個、守備率.985。2018年には、エラーはわずか6個で守備率.991。それでもゴールデングラブ賞を逃しています。
ゴールデングラブ賞に関しては記者投票で決まるため、どうしても現状、その選手の印象が加味されることがあります。京田選手には、かわいそうですがやはり、もう少し打たないと記者に認めてもらえません。
来季は、是非、奮起して記者たちをみかえして下さい。
トリプルスリーを狙える
2軍に落ちた際には、バッティングでは開き直り、復帰後はコツをつかんだと言う。また、新打撃コーチの中村紀洋に、トリプルスリーを狙えるポテンシャルがあると発言。中村コーチにより、今までは寝かせてバットを構えていましたが、立てて構える打撃フォームを試し、打撃改造中とのこと。高橋周平もそうですが、バットを寝かせて構える選手に長打力のある選手はいません。ドラゴンズ全体に言える事ですが、ミート中心の打撃では無く、しっかりと振り抜く打撃を身に着けて欲しいと思います。
打って口惜しさをはらせ
球団代表からは、過去の成績の積み重ねは評価にならない、その年ごとの評価で、今年の数字がすべてだと。
順調にいけば、2年後に、国内FA権の権利を得るため、その時までに、実績を残し評価されるように頑張りたいと語っています。
来年は、チームの顔となるように、打ってチームの勝利に貢献し、口惜しさをはらして欲しい。
何しろ、京田選手の持ってる実力は「こんなものではありません」。