立浪監督の来季構想
■任会見にて茶髪、長髪、ヒゲを禁止
新庄監督は、自分をBIG BOSSと称し、自由奔放な野球を掲げ、今までの監督像の概念を打ち破ろうとしています。ちなみに、ソフトバンクに新しく就任した藤本博史監督は自らヒゲを生やしています。
立浪監督の掲げた方針は、確かに、時代にはあってないかもしれません。ヒゲを禁止にしたら野球が上手くなるわけではありません。しかし、心機一転、チームを立て直すには、身だしなみも大切な心の準備になるでしょう。
早速、阿部、祖父江、福谷などヒゲをそり落として秋季キャンプに参加しました。
■打つ方は何とかします
●チーム打率237 本塁打69 打点381 いずれもリーグ最下位。
●選んだ四球は316個 優勝したヤクルトは513 約200個の差があります。
●出塁率は唯一2割台で.291 5位のジャイアンツが.310なので約2分の差があります。
2019年にはリーグトップのチーム打率を誇っていました。チームに一体何があったのでしょう?
いくら広いバンテリンドームでも、且つては 福留孝介が2003年34本 和田一浩が2020年37本と30本以上打った選手もいました。
ジャイアンツの坂本勇人はこの広いバンテリンドームで2010年に1試合で3本も、ホームランを打っています。
20本塁打以上打った日本人はいつ?
しかし、ドラゴンズその後、30本はおろか、20本以上ホームランを打った選手でさえ、2010年まで遡らなくてはなりません。(2010年森野将彦22本)
近年では、2019年の福田が18本、そして今年は木下が11本に留まっています。
高橋周平は2年目に甲子園のバックスクリーンに逆転満塁ホームランを放ち、その後も、名古屋ドームの右中間へ素晴らしいい放物線を描くホームランを放ち、スラッガーとして期待されました。しかし、その後、長打力は影を潜め2021年の本塁打はわずか5本に留まっています。
■アリエルマルチネスは基本外野、根尾も外野専任
外国人のビシエドも本当に、17本塁打しか打てないのでしょうか? 少々三振をしてもいいのでもっと、ホームランを期待したいですね。
アリエルマルチネスも長打力があるだけに外野を守り、根尾も外野手として勝負との事。あの強肩も外野守備で見てみたいから賛成です。いずれにしても京田の守備を抜くことは出来ません。
ドラフトでは、ブライト健太、鵜飼航丞、福元悠真の3人の大学生外野手を獲得しました。いずれも長打力を期待できる大型外野手です。是非、この中から将来のクリーンアップに座る選手が現れて欲しいですね。
■さらに投手力に厚みを着ける
2021年の主な先発陣は、柳11勝、小笠原8勝、大野7勝、松葉6勝、福谷5勝を挙げ、チーム防御率は、リーグトップの3.22を記録。
福谷は後半戦、骨折で戦線離脱、期待された背番号18番、梅津滉大も故障が多く、ファーム暮らし、ジャリエルロドリゲスは好投するが、勝ち運に恵まれない試合が続きました。
この投手陣に、成長著しい清水達也、そして潜在能力がありながら未だベールを脱いでいない石川翔、加藤翼等が控え、2020年ドラフト1位の高橋宏斗が続きます。
さらに、攻撃陣が奮起して、得点を重ねれば、おのずから投手に勝ち星が付きそれが自信となり成長していきます。
ドラゴンズのさらなる投手王国を発展させるためにも、攻撃陣の強化が必要です。