ゴールデングラブ賞に思う事

今年も先日、ゴールデングラブ賞が発表されました。

ドラゴンズからは、柳投手、一塁手のダヤン・ビシエド選手、そして、外野手では大島洋平中堅手が選ばれました。

残念ながら捕手の木下拓哉、ショートの京田選手の2人は選考から漏れました。

京田は、失策が7あり坂本勇人の守備率もわずかに劣る為、仕方がありません。しかし、広い守備範囲、強肩は本当に評価されているのでしょうか?

優勝が影響

もっと不可解なのは捕手。選ばれたスワローズの中村捕手の盗塁阻止率を比べてみると

中村悠平捕手の盗塁阻止率.255      

木下拓哉捕手の盗塁阻止率.426

となります。木下拓哉は前年もタイガースの梅野にこの賞をさらわれています。

中村悠平の受賞は優勝が影響しているとしか思えません。

打撃成績も影響するのか

さらに、セリーグの外野手では、ジャイアンツの丸選手が、ノーエラーにもかかわらず、選考から漏れました。パ・リーグの外野手部門でも、同様に柳田悠岐の守備率が.964で選ばれ、日本ハムの浅間大基は守備率1.000で選ばれていません。

確かに守備は数字だけでは計ることができません。しかし、どうしても過去の実績、その選手のネームバリューで選んでいるように思えるのです。

そして、この賞は「守備のベストナインを選ぶ賞」であるべきなのです。

打撃成績は関係ないにも関わらず、どうしても加味させているように思えるのです。

もう一つ問題なのは、この賞は、古くから記者投票でおこなわれていて、現場取材経験5年以上の新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当者によってえらばれています。

過去には守備率日本記録を樹立しても落選

過去には、大洋ホエールズの高木豊が守備率日本記録(.997)を樹立したにも関わらず、広島カープの正田耕三が受賞したこともあります。

日本ハムのビックボス(新庄剛志)も欠場が多かったにもかかわらず、受賞。その際には本人から「1年間この賞を目指して取り組んできた選手に申し訳ない。来年からは、印象ではなく、数字で選んで欲しい。そうでないとこの素晴らしい賞の価値がなくなる」とコメントをしています。

沢村賞選考の失敗の歴史

1981年までは、東京運動記者クラブ部長会に帰属した選考会が選んでいました。

何故、1981年かと言うと、この年の沢村賞にジャイアンツの西本聖投手が受賞しました。

ところがこの年の成績は、同僚の江川卓が圧倒していました。

江川卓 20完投     西本聖 14完投

  20勝          18勝

  221奪三振        126奪三振

防御率2.29            防御率2.58

西本聖が同賞を受賞したことが世論の強い反発を受け、この選考会は無くなり、新たに沢村賞選考委員会が発足されました。

そして、賞選考委員会は、プロ野球に所属した先発完投型投手のOBが所属し選考しています。

このように、ゴールデングラブ賞も選考委員会を作ってみてはいかがでしょう。

京田、木下両選手、本当の野球ファンは誰が一番上手いか知っています。これに腐らずに来季はこれをバネにして、来季は文句なしに受賞できるように見返してやりましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です