ルークワカマツ
父はメジャーリーグの元監督
2015年、MLBドラフト20巡目でインディアンスから指名。
1Aではホームラン12本を放ち期待されましたが、しかし、3Aまでしか昇格できず、
2020年12月にドラゴンズと育成契約を結びました。
お父さんはマリナーズの監督を務めたドン・ワカマツで、ドラゴンズに在籍したことのあるクローザー大塚晶文(国際外相担当)の推薦でドラゴンズへやって来ました。
スイッチヒッター
ドラゴンズでは希少なスイッチヒッターです。最近のスイッチヒッターと言えばアルモンテが思い出されますが、あのクラスに成長して欲しいものですね。
まだまだ、発展途上の24歳ですが、190cm 93㎏と恵まれた体から繰り出される、パンチ力が魅力で、目下、支配下契約を目指してナゴヤ球場で汗にまみれて奮闘中。
スラッガーの弾道
7月10日のウエスタンリーグのタイガース戦では、来日初ホームラン。
尾仲の144キロの直球を振り抜くと右中間へ一直線、誰もが驚くような当たりで一度は逆転となる価値のある一発。その前の打席でもセンターオーバーの2塁打。
7月31日の広島戦では来日初の3安打の猛打賞。続く8月1日の試合でも2安打で2試合連続マルチヒット。
後半戦は絶好調
後半戦8試合で3割6分の高打率を残しています。最近は、自分のタイミングで投手のボールを捉えることを意識しているという。
コロナ禍で来日が遅れ、不慣れな環境の中で無我夢中で野球に打ち込み、練習に取り組む姿勢も首脳陣から評価されていて、本人も「日本のルーティーンが分かり、リズムもつかめてきている」と話しています。
2軍の仁村監督も「日本の野球に慣れたら面白い、1年経ったらかなり変わるんじゃないかな?」とコメント。
荒削りながら一発の期待が出来る24歳。今のドラゴンズに必要なピースを持った、期待の大型スラッガーです。