村松開人が守備でIDを活用
ドラフト2位の明治大学出身の村松開人が守備でのデーター活用をもくろむと…。
六大学のリーグ戦でも、事前にデーター班からさまざまな資料をもらい活用していましたが、大学時代はポジショニングに生かしていました。どこに飛ぶ確率が高いかを頭に入れていました。
しかし、打撃の方では、考え過ぎてしまい混乱するようで、打席内では直感を大事にしていたようです。
プロに入ると更にデーターが質の高いデーターになる、と、それをどう生かすかがカギとなりそうです。
自ら視察した立浪監督
しかし、この村松前評判は高いようです。三振が少なくミート力があり、シャープに振り切るバッティングが持ち味で、長打も打てるスワローズの青木宣親、もしくは立浪和義の現役時代を彷彿させます。彼のバッティングからは2塁打が多くなりそうです。
3年時の春は、打率.366 打点7 盗塁5
秋のリーグ戦では、打率.361 打点5 盗塁2の成績を残しスカウトの評価を挙げました。
そして何と言っても、立浪監督がシーズン中にこの村松も神宮球場まで視察に行った程です。
結局4年秋のリーグ戦でも打率.348 打点6 盗塁6の好成績を残し明治神宮大会で6年ぶり7度目の優勝を飾りました。
大島洋平を手本にしろ
ドラゴンズには、お手本となる選手がいます。そう、レジェンド大島洋平です。
37歳にして、昨年も最後まで首位打者争いをしました。
彼のプレースタイルには、いやバッティングにはピッタリです。彼の広角に打ち分ける高い打撃技術は勉強になるでしょう。
選球眼がよく、出塁率も高くて走塁も上手い。野球センスが抜群で、ドラゴンズのセカンドを長く守っていけそうなポテンシャルをもっていそうです。
村松が出塁しチャンスメーカーとなって、ドラゴンズの長年の課題であった得点力不足を払拭して欲しい。
このミスタードラゴンズ2世に期待、いや、託しましょう。