又吉克樹がFAソフトバンクに移籍
FAを宣言していた又吉選手が、ソフトバンクに移籍することになりました。FAを行使しての移籍は、2015年に阪神タイガースに移籍した高橋聡文以来となります。
ドラゴンズから他球団へ移籍した選手と移籍した年の成績
1993年 落合博満 打率.280 15本塁打 28打点
2001年 前田幸長 4勝 4敗 防御率2.75
2005年 野口茂樹 0勝 0敗 防御率9.00
2008年 中村紀洋 打率.221 2本塁打 26打点
2011年 小池正晃 打率.192 3本塁打 19打点
2013年 中田賢一 11勝 7敗 防御率4.34
2015年 高橋聡文 3勝 1敗 防御率3.76
この中で実質活躍できたのは、落合博満のみと言ってもいいでしょう。
人的保障で移籍の小田幸平
特にジャイアンツに移籍した野口茂樹は、投球イニングはわずか3回、7安打1四球を与えて防御率9.00の期待外れの成績に終わりました。一方、その野口の人的保障でジャイアンツからやって来た小田幸平は、ドラゴンズでまさに「水を得た魚」。打撃よりも、谷繫捕手のサブとして活躍、出場試合数もジャイアンツ時代よりも3倍以上になり、特に、「やりましたー」でお馴染みのお立ち台でのマイクパフォーマンスをみせ、ムードメーカーとして存在感をみせました。
メジャーへ移籍したのは2人
福留孝介は、カブスに移籍し、初試合は3点ビハインドの9回2死1,2塁の場面の土壇場で打席に入り、起死回生の同点ホームラン。センセーショナルなデビューを飾りましたが、打率.257 10本塁打 58打点と物足らない成績。
ブレーブスに移籍した川上憲伸も、7勝12敗 防御率3.86とこちらも残念な成績となっています。
このように、移籍したドラゴンズの選手は、移籍初年度の成績は良くありません。
又吉選手は、是非、ソフトバンクに移籍しても活躍をして欲しいです。
又吉の後釜は誰か?
2021年の又吉投手は、この年、カットボールを取得し、主にセットアッパーとして66試合に登板し、3勝2敗8セーブ 33ホールドの好成績。ライデルマルチネス不在時は抑えをまかされ、大車輪の活躍をみせました。
ドラゴンズの勝ちパターンのリリーフは、福、祖父江、ライデルマルチネス。それに加わるリリーバーは誰になるのでしょう。
鈴木博よ早く出てこい
過去の実績から考えると、鈴木博になるでしょう。1度は抑えに抜擢された元、ドラフト1位選手です。続くのは佐藤優、橋本侑樹となるでしょう。
岡田俊哉は血行障害の影響でワンポイントが適任。成長著しい清水達也も面白いですね。ロッテを戦力外になった大嶺佑太もいます。
梅津滉大は肩、肘に故障歴があり先発が適任と思われます。
左腕石森大誠を抜擢
しかし、私が一押しはドラフト3位の左腕石森大誠です。山本昌、岩瀬仁紀が絶賛した左腕に期待しましょう。